top of page
2022_MIZMA_logo_w.png
IMG_0719.jpg
Mizma Graphic Art

新社屋のエントランスを彩る個性豊かな展示は、みづま工房が誇るクリエイターによるアートギャラリーです。毎回テーマに合わせて、得意なジャンル、豊かな感性、自由な発想で創り上げた珠玉の作品が並びます。仕事はもちろん、プライベートでもクリエイティビティを磨きつづける社員のエネルギーが結集したギャラリーで、広島に新たな風を起こすMIZMA DNAにふれてください。

作品top
第9回 テーマ

『 Creater's gallery #2 』

今回の作品のテーマは「琳派」(りんぱ)。「琳派」とは、江戸時代に尾形光琳が大成した日本美術の流派です。豪華な背景、大胆な構図、平面的なデザインが特徴で、型紙を連続させて描く、今でいうコピー&ペーストの技法も用いていました。  題材として選んだのは、魚と蟹、海の生き物です。尾道市の因島出身なので、子供のころから瀬戸内海の魚が身近にありました。釣りも好きで、大学時代から魚を題材にすることが多いです。でも生臭いのが苦手で、魚はあまり食べません。青魚は無理です。  今回は、マグロ、トビウオ、タラバガニ、ワタリガニ、それにヒラメを描きました。背景は和柄の青海波に似ていますが、水の流れにも砂紋にも見えるように、幾何学的にならないように工夫をしました。  そして体に着物の柄をまとわせています。柄が目立ちすぎて生き物の形の美しさが損なわれないようにするのに苦労しました。特にカニは、柄を当てはめると輪郭自体が消えてしまうことがあり、「これが保護色を生かす体型なのか」と感心させられることもありました。

【作者紹介】 第一営業部デザイナー 岡野 洋

もともとは油絵を描いていたが、時間や混ぜ合わせで変化する油絵の具の使い方に悩んで、造形の世界に転向した。 社会人になってからは、グラフィックデザイナーとして、これまで取り組んでなかった平面的なデザインに魅力を感じるようになり今回の作品の制作に至った。 配色と配置、色彩と間に強いこだわりを持ったデザインに取り組んでいる。

panel_okano 2.jpg
ヒラメ_2_OL.png
ヒラメ_1_OL.png
ヒラメ_3_OL.png
ヒラメ_4_OL.png

株式会社みづま工房
〒734-0011 広島市南区宇品海岸3丁目5番26号
TEL(082)236-8090  FAX(082)236-8144
E-mail info@mizma.co.jp

bottom of page